2016年9月4日日曜日

酒、酒、酒、『悪名』と田宮二郎

最近とにかく酒を飲んでいる。飲んだら差し障りのあるような時でも、気が付いたら飲んでいる。ECDが『失点・イン・ザ・パーク』で「時間があるとつい飲んでしまう」というようなことを書いていたと思うが、確かにその通りだ。なぜ飲んでしまうかというと簡単なことで、詰まる所は金である。幼少期はよく癇癪を起こす子供で、自分でもそれを悪いことだと自覚していたので年をとる度に我慢することを覚えていったが、よく考えてみるとちゃんとしたストレス解消法というものを生まれてこの方持ったことがない。ようやく覚えた解消法が酒では、これはたまったものではない。豪勢にドーンと大きな買い物でも出来ればストレスも溜まらないのだろうが、そもそもストレスの元が金であるのでどうしようもない。このままではますます酒を飲むだけである。

閑話休題。今日は勝新がブレイクするきっかけとなった映画『悪名』を鑑賞。『座頭市』での目を閉じた勝新のイメージが強すぎるので、目を開けている勝新が新鮮で仕方ない。意外と童顔。この映画は勝新もさることながら、子分役の田宮二郎がとにかく良い。一人だけ別のリズムで芝居をしているようだ。庵野秀明がファンだというのも頷ける。『白い巨塔』や他の作品も見てみようと思う。


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