2016年10月10日月曜日

『乱暴者』、バイカー・ギャング、『サン・オブ・アナーキー』

昨日マーロン・ブランド主演の『乱暴者』を観ていてなんとなく考えていたのだけれど、バイカー・ギャングの起源はどのくらいまで遡るのだろう。さくっとwikiを見てみたら、『乱暴者』の原作は1947年にカリフォルニア州ホリスターで行われたバイカーの集会を元にしていて、その1年後に「オルタモントの悲劇」などで悪名高いバイカー・ギャング「ヘルズ・エンジェルズ」が結成されたらしい。ただこれをそのまま受け取ると、1947年以前にはもう既にバイカー自体はかなりの数存在していて、それがヘルズ・エンジェルズのような反社会的存在になった経緯はどういうものだったのだろう。英語版のwikiでバイカー・ギャング(向こうだとモーターサイクルギャングと言うらしい)のページを読んだもののそのオリジンに触れた記述は見当たらず、結局のところよく分からないままである。この辺りについて何かまとまった書籍などは出ていないのだろうか。

バイカー・ギャングの実態については、『サン・オブ・アナーキー』というドラマがなかなかに面白い。『パシフィック・リム』で主人公のローリーを演じたチャーリー・ハナムが主演していて、7シーズン続いた人気シリーズだ。銃や麻薬の密売、警察やIRAとの繋がり、敵対するバイカー・ギャングやギャングとの抗争、組織の(意外と民主的な)運営や内部の厳しい掟など見所が多く、また単純に犯罪ドラマとしても面白い。日本だとNetflixで全シーズン配信されていて、確かTSUTAYAなんかでもDVDのレンタルがされているはずなので、興味のある方はぜひ見てほしい。


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