昨日ふと思い立って、先週発売のISSUGI & GRADIS NICE『DAY and NITE』のリリースパーティー、「TRASMUNDO NIGHT VOL.4」のために代官山へ。金欠のためライブハウスやクラブとは全く無縁の生活を送ってきたので、こうしたイベントに来るのは約1年振り。エントランスは、1500円+ドリンク代600円と格安。このパーティーの主催は、下高井戸にある、知る人ぞ知るレコード屋「トラスムンド」。日本語ラップやハードコアを聞いている人ならおそらく一度は耳にしたことのある名前だろう。尖った音楽を求めているなら、一度は訪れてみることをお勧めする。
基本的に普段都内の移動は自転車なのだが、酒が入るのでさすがに断念。久しぶりに電車に乗る。帰宅ラッシュの時間だったものの、それ程混んでいない。最初は久々の電車移動が新鮮だったものの、すぐに飽きる。電車はただ座っているだけなので(当たり前だが)、何かしてないと時間が持たない。Apple Musicで最近リリースの新譜をチェック。海外だとLa Coka NostraとCzarface、国内だと井の頭レンジャーズがなかなか良かった。電車で通勤していたサラリーマン時代にApple Musicがあったら、毎日暇つぶしに新譜をチェックしていただろうと妄想してみる。
会場のライブハウス「晴れたら空に豆まいて」は代官山駅から歩いて1分程の場所にあるのだけれど、代官山だけあって近隣のカフェやレストランは流石に洒落てる。コンビニでパンとビールを買って夕食をすましてた自分は、完全に浮いていた。
18時半過ぎに会場に入る。イベントはDJが21時半くらいまで代わる代わるプレイ、ISSUGIが30分程ライブ、その後またDJという構成。印象的だったのは、アナログでプレイしていたDJは12インチやLPではなく7インチシングルをメインにプレイしていたこと。10年前は7インチオンリーでプレイするなんて日本ではMUROくらいだった(しかもかなり異端扱いだった)のに、随分と時代は変わったものだ。ユニオンでも7インチのコーナーが明らかに増えているし、アナログDJ一般にこういう傾向があるのだろうか。ISSUGIのライブは、いつも通り素晴らしかった。ゲストにBESと仙人掌、バックDJのMr. Pugと合わせてMONJUの揃い踏み、満足度は100%。ISSUGIの後の、DJ HOLIDAYことSFPの今里さんのDJも最高だった。電車の都合で途中で抜けてしまったが、それまでかけた曲全てルーツ・レゲエ。正しきルード・ボーイ・スタイル。後ろ髪ひかれながらの帰宅だった。今里さんのDJは、また機会があれば見てみたい。
年齢的にも体力的にもオールナイトのイベントは結構厳しくなってきたが、こういう時間のイベントなら、全く問題なく楽しめる。これが毎週末となると懐事情がキツイものの、気になるパーティーにはちゃんと顔を出しておかないといけないと改めて感じた1日だった。トラスムンドの店長で、オーガナイザーでもある浜崎さんとコロナ・ビールに感謝。
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