15時過ぎから、自転車で下高井戸のトラスムンドへ。事前にNAVITIMEで経路を確認して、メモ帳に画像付きで保存し、準備は万全だと思っていたけれど、途中で完全に道に迷う。全く見当外れの狭い路地を「大体この方向のはず…」と思いながら走っていたら京王線の高架橋が見えたので、それを辿ってようやく下高井戸に到着。コンビニでホットコーヒーを買って飲むものの、寒さは消えず。運動しようと思って自転車にしたけれど、これなら素直に電車にすればよかった。
わざわざトラスムンドへ来た理由は、現在がんで闘病中のECDへのドネーションを目的としたMIX-CDを買うため。店長である浜崎さんのブログにもある通り、MIXはラヴァーズ・ロックとディスコの2種類あり、「売上金は全額」ECDの元へと送られるという。ちょっと目を疑ったのは、ECDに渡されるのは「収益」ではなく「売上金」だというところ。今日この2枚をレジに持って行ったら会計の際にもレジは打たず、2千円をそのまま封筒に入れていたので、CD-Rの代金等の雑費は差し引かず、全額ECDに渡すのだろうか。だとしたら、あまりにも男前すぎる。ECDに人生を救われた日本語ラップファンのみならず、反原発デモなどでECDの雄姿を目撃した諸君、千円札を2枚握りしめてトラスムンドへ向かうべし。MIXの内容は、私が保証する。ちなみに2枚共買うと、もう1枚オールジャンルのMIXが付いてくるので、かなりお得。
とまあ、こんな取り留めの無いことを書いていたら、12月25日になってしまった。アメリカでは「メリークリスマス」ではなく、「ハッピーホリデー」と言うのが主流だとか。思い返してみると、子供の頃にちゃんとクリスマスを祝った記憶があまりない。だからなのか、クリスマスでわいわいやってる人を見ると、何か違う国の人を見るような、不思議な気分に陥る。おそらくそういう人は、子供の頃からクリスマスを祝う習慣がついているのだろう。クリスマスのイルミネーションで飾られた家に住む子供は、大人になったら同じように彼らの子供にもクリスマスの楽しみ方を教えるのだろう。そうやって、クリスマスに限らず何もかも一切が受け継がれていく。それはそれでよし。
クリスマスに独身で、東京に住み、パートナーもなく一人暮らしなら、どのような過ごし方をするのだろう。ここに、一つの極端な例がある。この方は自分とは全く面識はないものの、勝手に尊敬しているディガーの方。カセットテープを自らの専門というか、最早ここまでいくとテープを掘ることを自らの人生の使命のように感じているのだと思う。ただ、ユニオンで働いていた経験から言うと、店員を威嚇するのは勘弁していただきたい(日常の業務でいっぱいいっぱいだと思うので)…。もし、このエントリーを読んでいるほど暇でやることがないというなら、あまりにもベタではあるが、これを観てクリスマスをやり過ごすのも悪くないだろう。俳優・北野武の狂気が迸る、何度観ても素晴らしいクラシック。それでは、メリークリスマス。
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